10月19日(金),教養課程の科朝礼を行いました。 この日は 今村 慎吾 教諭(1年担任/数学・情報)による,情報モラルに関する講話でした。 まず,女子高生によるインスタグラムを用いたいじめの実態を,ウェブ上の記事を用いて紹介しました。 そして,東京都教育委員会が作成した「SNS東京ノート」を用い,「どの画像をウェブ上に公開すると問題か」「グループLINEと個人に対するLINEをしっかりと使い分けているか」など,次々と生徒へ問いかけました。特にグループLINEは当事者のみならず他のメンバーも捉え方によって不愉快に思う可能性を訴えました。 さらに,グループLINEによる嫌がらせを再現した動画も再生したところ,生徒たちは「さすがにやりすぎだ…」と言わんばかりの表情を浮かべていました。 私たちは,スマートフォンを用いて簡単に他者とつながりを持つことができ,簡単に情報を発信することができます。それがゆえに,被害を受けやすく他者を傷つけやすいことも事実です。自分の行動がどう影響しそうか「想像力」を常に持って情報社会の中で生きることが大切であると伝え,講話を終えました。 |
教養課程では,1学期と2学期に1回ずつ,3年生を対象にした模擬面接を実施しています。 これは,大学をはじめ,各入試で推薦・AO入試を利用する生徒が多い実態を踏まえた上での対策で,さらに入試のみならず普段の生活でも実践できるようにすることを目的としたものです。 2回とも外部講師をお招きし,緊張感のある中で模擬面接に挑戦しました。 1学期は集団面接を想定した対策を【=写真】,2学期は個人面接を想定した対策を行いましたが,夏休みに想定質問を考えてきた成果が表れ,大きく改善できた生徒が多かったようです。 これまで学んできたことを堂々とアピールできる面接にし,合格を勝ち獲ってきてほしいと思います。 |
6月15日,教育実習生の 長 瑞季 先生による研究授業(生物)が行われました。 授業は教養課程3年の生物選択者を対象とし,「呼吸と発酵」の単元が扱われました。 生活の中にある発酵という反応について,身近な例を取り上げて説明したり,発酵についての漫画を紹介したりと,生徒の興味を引く工夫を凝らした授業でした。 生徒達も積極的に発言をし,活気のあるよい研究授業でした。 |
6月7日,教育実習生の 深水 梨花 先生による研究授業(日本史B)が行われました。 授業は教養課程2年の学級で,「東アジアの諸国と交渉」の単元が扱われました。 4世紀の朝鮮半島は4つに分裂されていたことを図を用いてわかりやすく表すなど,授業は冒頭から工夫されていました。 また,生徒たちは,どのような発問にも積極的に答え,授業はスムーズに展開されていました。 |
5月25日,教養課程の科朝礼を行いました。 今月は 岩下 陽子 教諭(3年担任・家庭)の講話でした。 自身の娘とのコミュニケーションの様子が紹介され,母親の思う通りにうまく会話ができないことを明かしました。具体的には,面倒がって多くを話したがらないこと,無料通信アプリによる友人とのコミュニケーションが文章ではなく単語のやりとりで,“通知”が膨大になることが挙げられました。 特に,後者のスマホによる事例は,多くの生徒が共感していた様子でした。 このことを踏まえ,生徒たちに「文章を組み立てて話す」習慣を身につけようと訴えました。 そのためには,漢字を覚え,語彙力を増やすことも大切であることを補足し,他者とのコミュニケーションを豊かにすることの必要性が伝えられました。 |
4月20日(金),今年度最初の教養課程の科朝礼を行いました。 科朝礼は,科・課程別に月1回行われる朝礼です。 今月は,教養課程主任で3年副担任の池袋之弘教諭(地理歴史)が「今後できるようになってほしいこと」について話をしました。 まず,宙に「予」の字を書いて,生徒に読みや意味,この字を使った熟語を問いました。「予」には「あらかじめ」という訓・意味があります。そこから「(前もって)先のことを考えること」ができるようになってほしいと訴えました。 池袋教諭は,まだ「予測」ができないで叱られることがある息子さんの例を上げながら,日頃から「予測」する習慣をつけることで先のことが考えられるようになると語りました。生徒たちがいちばん長い時間を過ごす学校内で「予測」ができなければ,部活動で「予測」をすることなど到底不可能です。また,指示待ちの姿勢ではなく,自分から気づくことも大切です。そして,2・3年生が良い手本となるようにと上級生に期待をかけて話を結びました。 生徒には,自発的に先のことを考え,的確な判断ができる人に成長してほしいものです。 |
最初に3年生から1年生に歓迎の言葉が送られ,その後,新入生を代表して女子生徒が挨拶をしました。 また,1年生の授業を担当する先生たちを,上級生がユーモアを交えてわかりやすく紹介しました。 最後に,出身地区別に顔合わせをし,約40分間の合同ホームルームを終えました。 教養課程では3学年(3クラス)が同じ建物・同じフロアで生活し,すぐに顔を覚えることができる学科・課程です。 1年生には早く学校生活に慣れ,先輩方や先生方を気軽に頼ってほしいと思います。 |