藍野大学看護学部『AinS-Lab.』完成記念イベントに参加!!
2025年8月5日、DXハイスクール事業の一環として、株式会社京都科学様のご紹介で藍野大学看護学部『Aino Simulation Lab.(AinS-Lab.〔アインスラボ〕)』開設記念の完成記念イベントに参加しました。
AinS-Lab.(アインスラボ)は、学生や医療従事者の臨床判断能力や技術力、コミュニケーション能力を育成・強化するためのシミュレーション施設です。広い空間を活かし、教育機関に導入されているものとしては最大級の大型LEDモニターや大型電子黒板を設置し、現場に忠実な環境の再現が可能となっていました。
また、シミュレーションスペースで行われている演習の様子を、カメラ映像を通して学外の学生も学ことができます。そうした実体験に基づく振り返り(デブリーフィング※)を行うことで、経験からの学びを促進させ、実践能力の向上を図ることができるシステムとなっていました。
その他、このAinS-Lab.は、地域の方々にも活用いただけるように、以下のコンセプトに基づいた利用も想定しています。
●看護師、保健師、社会福祉士、介護福祉士、ホームヘルパー等の現認教育の場として
●精神疾患患者とのコミュニケーションの場として
●認知症サポーターやゲートキーパー養成研修の場として
●地域ケア会議の場として
●地域住民とのリスクコミュニケーションの場として
●地域住民への健康教育の場として
記念シンポジウムでは、『地域と大学の共創』というテーマをもとに、地域に還元する様々な取り組みについて知る機会となりました。具体的な教育プログラムの展望についても、領域に応じた内容を学ぶことができ、AinS-Lab.だけでなく複数の実習室や手術室の演習室も見学することができました。
本校も、DXハイスクール事業に並行するかたちで、看護実習室の改修工事にいよいよ入りました。10月に行われる秋の体験入学には『新しくなった実習室』で、『VRゴーグル』の体験や『模擬患者人形(シミュレーター)』を活用した実践的な学びを体験できる予定です。
※デブリーフィング:看護学生が経験からの学習を促進するために振り返り、内的な吟味および探究を行うフィードバックのこと。
本校では、デブリーフィング用のシステムとして、『ふりかえ朗Ⅱ』の導入・活用を進めています。
【関連リンク】
◆藍野大学
◆藍野大学看護学部
◆株式会社京都科学
◆VRゴーグルのデモ・研修会の実施について(2025/5/9)
◆『ふりかえ朗Ⅱ』のデモ・研修会の実施について(2025/6/25)
(2025/8/6)