令和4年4月1日
部活動に関する活動方針
部活動については,本校の建学の精神である「和」を基調とし,個の能力に応じた努力を重ねることで培われる主体性・自主性・協調性あるいは忍耐力などは,技術の向上は言うまでもなく,学習意欲の向上にもつながるものであり,学校教育が目指す資質・能力を高め個性豊かな人格の育成に役立つものと考える。
本校では,「鹿児島県部活動の在り方に関する方針」(以下「県の方針」)に基づき,以下のような活動方針で部活動を実施する。
1.基本方針
生徒の健康・安全を第一に,怪我や事故などが発生しないよう配慮しつつ,効果的で実効性のある活動に努める。また,顧問の負担が過度とならないよう,副顧問と役割を分担するなど持続可能な運営体制に務める。
2.適切な運用を図る体制づくり
顧問は,年間活動計画及び月間活動計画,月間活動実績を作成し,校長に提出する。校長は,本活動方針及び年間活動計画等をホームページで公表する。
3.適切な指導の実施
生徒の健康管理に留意するとともに,事故防止・事故発生のリスク軽減に努める。また,体罰やハラスメント行為の禁止は言うまでもなく,短時間で効率的・効果的な指導に努める。
4.適切な休養日の設定
学習活動,部活動,校外活動,その他の食事,休養及び睡眠等の生活時間のバランスのとれた生活を送ることができるように次の基準を設ける。
1) 活動時間は平日2時間程度,休日3時間程度とする。
2) 週当たり平日は少なくとも1日,土曜日及び日曜日は少なくとも1日,計2日以上の休養日を設ける。なお,大会等で週末の休養日が確保できなかった場合は,休養日を他の日に振り替える。長期休業中も上記に準じて扱う。
3) 原則,定期試験1週間前から活動を休止する。
※ 強化部においては,活動時間や休養日の設定等で「県の方針」の主旨・内容を十分に踏まえ,大きな差異が生じないよう計画する。その際,生徒・保護者の要望も勘案した上で目標や使命を達成できるよう充実した指導が出来るよう配慮する。また,上記1)~3)の基準を超える場合は,保護者への理解と了承を得ることとする。
5.その他
大会および練習試合等は必要最低限に止め,試合数が過多にならないように厳選して行う。