学校法人出水学園 出水中央高等学校
〒899-0213 鹿児島県出水市西出水町448番地
0996-62-0500
0996-62-6677

出水中央高等学校は、普通科(特進課程、教養課程、普通課程)・医療福祉科・看護学科を有し鹿児島県出水市で豊かな未来にはばたく若人の育成を目指しています。

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看護学科 卒業生メッセージ

看護学科27回生
鹿児島市 米盛病院 HCU師長
上野 佑太さん
看護師として自分ができること

 私は今年で看護師経験16年目になる出水中央高等学校の卒業生です。卒業後6年間奨学病院である東京の病院で整形外科、循環器内科、救急科を学び、2014年に現在の鹿児島の米盛病院へ就職しました。現在の病院では、ICU、HCU、ERでの業務に従事し、救急医療や集中医療を学びました。また、私の目指していた日本DMAT隊員としても活動しており、コロナ療養ホテルの立ち上げ業務や熊本地震や能登半島地震にて活動してきました。被災地での活動は大変でしたが、それ以上に被災者の方々や現地の医療従事者の方々、行政の方々はつらい思いをしており、少しでもそのお手伝いが出来ればと活動してきました。DMAT活動は大変な部分もありますが、それ以上にやりがいのある仕事だと思っています。現在は病院での業務にあたりながら、看護学校で講師として災害看護の授業も行っています。4月からは師長としてHCUでの業務にあたり、少し現場を離れることを寂しく感じていますが、管理職としての業務は現場とは違ったやりがいもあります。

 私は在学中はお世辞にも優等生ではありませんでした。いつも先生方を困らせ、どちらかというと問題児だったと思います。しかし、そんな私にも親身になってくれる先生方のおかげで無事卒業することができました。卒業後も国家試験に落ちた私を気にかけていただき、色々とサポートをしていただき、無事国家試験に合格することができました。5年間は長いようで短いです。たくさん遊んで、たくさん学んで、たくさん青春を謳歌してください。勉強や実習は大変で諦めたくなるなることもあるでしょう。しかし、みなさんには、皆さんを待っている病院や患者様がいます。看護師になったあとも悩んだりつらい思いをすることもあるかもしれませんが、そんな時はこの高校生活でできた友人や先生方に相談してみてください。必ず親身になって相談にのってくれるはずです。

 いつの日かみなさんと看護師としてどこかで関われることを楽しみにしています。


令和3年度卒業
医療法人 協和会 協和会病院
伊尻 舞優さん
(出水中出身)
看護学科 卒業生
理想とする看護師を目指して

私は大阪の病院に就職してから1年が経ちました。実際に病院で働いてみて日々勉強で辛いことも多く嫌になってしまうこともありますが、嫌なことばかりではなく、患者様と関わる中で得られることや看護をしている中で嬉しいエピソードなどもたくさんあり、とてもやりがいのある仕事だなと思っています。

コロナウイルスが流行し、実習を思うようにできず現場の雰囲気や看護の実際などわからず不安がたくさんある中で就職となってしまいましたが、学校で一緒にがんばってきた友達や指導してくださった先生方・家族のおかげで今も仕事に頑張れています。

5年間の看護学生の生活は、課題や実習などで追われる日々で諦めたくなることがたくさんありましたが、実際に病院で働き患者様と関わる中で、今までの勉強してきたことが活かせる時があったり、患者様から感謝の気持ちを伝えられたり笑顔になってくださった時には、とてもやりがいを感じ頑張る源になっています。今まで支えてくださった方々に恩返しができるよう、日々勉強を行い吸収しながら立派な看護師になれるよう頑張っていきたいです。

みなさんも5年間と長く大変な道のりだと思いますが、理想とする看護師さんや夢に向かって頑張ってください。


平成29年修了
出水総合医療センター勤務
田口 捷生さん
(米ノ津中出身)
看護学科 卒業生

私は地元の病院に勤務して6年目になります。様々な科を経験し毎日多くの患者さんを受け持ち忙しい日々が過ぎています。

振り返ると入学当初は看護を学ぶことへの期待を寄せる一方で、「自分が本当に5年間乗り切ることができるのか」と不安もありました。日々の勉強や実習は正直なところ辛いことが多かったです。しかし、同じ夢に向かって頑張る仲間や先生方の支えがあり、看護の楽しさや大切さを学ぶことができました。5年間の思い出は一生の宝物になり、出水中央高等学校に入学してよかったと心から思ってます。ここまで支えてくれた方々への本当の恩返しは、自分が一人前の看護師となって働くことだと思うので、これからも目標を持ち続け、学校での学びと経験を活かして立派な看護師になれるよう日々頑張っていきたいと思います。

また看護師という仕事は大変なことが多い職種ではありますが、自分の考え方次第で自分も周りも幸せに出来る仕事です。学生生活の中では大変と感じることが多くあると思いますが、乗り越えられたら自分が良い意味で変われているはずです。夢が叶うって本当に幸せです。道のりは楽なものではないですが、仲間と支え合いながら自分の夢を実現に向かって頑張ってください。応援しています。


夢を叶える 看護学科 卒業生

平成23年3月修了
熊本赤十字病院勤務
佐藤 龍也さん
(阿久根中出身)

私は、子供の頃から看護師である母親に憧れて出水中央高校で看護の道を選びました。学生の頃から循環器で働きたいと思い、奨学病院では2年間循環器病棟、2年間ICUで経験を積み、妻の地元である熊本へ帰ってきました。奨学病院では卒業生も多く、相談しやすい環境が整っており、仕事以外でも充実した日々を過ごすことが出来ました。熊本に帰ってきて、急性期病院で働きたいと思い現在の病院で勤務しています。現在も循環器内科・心臓血管外科で勤務していますが、病態の変化が早く、急性期病棟での勤務は多忙ではありますがやりがいを感じております。緊急入院や緊急手術を受けた患者、終末期の患者などは入院中様々な不安を抱き生活することになります。その中で患者に寄り添い、思いを傾聴することで少しでも不安を軽減し笑顔で退院できるよう援助することが私の役割だと思っています。

長いようで短かった5年間の高校生活、何度も諦めようと思いました。どうしようもなかった私を、根気強く指導して頂いた先生方、サポートしてくれた家族、同じ夢を追いかけて一緒に頑張って来た仲間がいたからこそ夢を実現することが出来たのだと思います。今では看護師として働くことができて本当に良かったと心から思います。

平成24年3月修了
くまもと成仁病院勤務
佐藤 彩加さん(旧姓:岩田)
(砥用中出身)

幼い頃から看護師になるのが夢だった私は、夢を実現させる為、出水中央高校で5年間学びました。卒業後は滋賀の奨学病院先で働き、看護師としての知識、技術はもちろん、社会人としての礼儀も身につけることができたと思います。中学を卒業してすぐ親元を離れ寮に入ったため、看護師になったら、いつか地元に戻って自分が育ったふるさとの人々に看護を提供したいという思いがずっとありました。今は地元、熊本に戻り、健康診断の業務に携わっています。異常の早期発見に努め、地域の方々の健康を守るのが、私の看護師としての役目だと思っています。

現在、3人の子供を育てているため慌ただしい毎日ですが、看護師としても、母としても今充実した生活を送ることが出来ているのは、出水中央高校で学んだ5年間があっての今です。勉強量の多さに何度も挫けそうになりましたが、沢山の先生方が全力で支えてくださり、仲間が皆、同じ目標に向かって頑張るからこそ一緒に乗り越えることができました。看護師になる夢、そして地元の方々に看護を提供する夢を叶える事が出来て、本当に幸せです。


令和2年3月修了
冨永 希望さん
(天草中出身)
看護学科 卒業生
夢を実現する強い気持ち

私は現在、大阪の病院で新人看護師として、先輩方からさまざまなことを教えてもらい、充実した毎日を送っています。

出水中央高等学校で過ごした5年間は、とても充実した日々でした。看護の学習では、初めて聞く言葉や内容が多く、ついていくことに必死でした。しかし、寮で一緒に過ごす友人と勉強したり、楽しく話をしたりすることで、お互いに支え合いながら学びを深めることができました。また、学校や寮生活を通して、様々なことを教えていただき、人としても成長することができました。

5年間頑張ることができたのは、何よりも看護師になりたいという強い気持ちを持ち続け、信じる強い気持ちがあったからだと思います。また、看護師という同じ夢を持つ仲間がそばにいてくれたこと、どんな時も親身になり話を聞いたり、わかりやすく看護について教えてくださった先生方の支えなど、とても恵まれた環境で学校生活を送ることができました。

出水中央高等学校は、看護師という夢を叶えるためにさまざまなサポートがあり最適な環境が整っています。ぜひ、自分の夢を実現させ、一緒に看護師として働きましょう!


平成24年3月修了
鹿児島市立病院
NICU(新生児集中治療管理室)勤務
平瀬 恵理香さん
(高尾野中出身)
看護学科 卒業生
より専門性のある看護へ

私は、奨学病院のNICUで5年間の経験を積んだあと、地元である鹿児島に帰ってきました。奨学病院では、素晴らしい先輩や同期、たくさんの赤ちゃんたちに出会い、離れることが寂しいと思えるくらい充実した日々を過ごすことができました。

地元に帰って来て、たくさんの選択肢があるなかで私がこの病院を選んだ理由はもっとNICUについて深く学びたいと思ったからです。環境を変えることは私にとって、簡単なことではありませんでしたが、地元の赤ちゃんたちの力になりたいと思い、日々努力しています。小さな赤ちゃんたちと向き合い、成長する喜びを感じながら楽しく働くことができています。

学生時代、何度もあきらめそうになりましたが、今では看護師になってよかったと心からそう思っています。赤ちゃんたちの成長を感じることが私にとってのやりがいであり、このやりがいを見つけることができたからです。そして、さまざまな人がさまざまな形で支えてくれているからこそ、夢を叶えることができ、楽しく働くことができているのだと感じています。

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